京大方式 猿害防止柵 設置方法

猿害防止柵 設置方法

設置方法の要点

草刈り・整地

設置場所の草を刈り、整地をします

角パイプの打ち込み

1mの角パイプを地面に対して垂直に約3m間隔で約50cm打ち込む

鉄板ビスの取り付け

打ち込んだ角パイプの地面部分に鉄板ビスをねじ込む。

設置方法の要点

打ち込んだ角パイプに支柱を差し込み、必ずネットを張る側の直角に鉄板ビスで固定する。

設置方法の要点

角パイプより外側に防草シートを敷く

設置方法の要点

ネットにロープを通す。(上部にステンレス入り9mmΦロープ、下部に6mmΦロープ)

設置方法の要点

ネット最上部の網目に沿って押さえ棒を通す。

設置方法の要点

押さえ棒をアンカーで固定する。

設置方法の要点

支柱とネットのステンレス鋼線入り部分を通電ワイヤー(針金等)で接続する。

設置方法の要点

アース棒を打ち込む。2m間隔で3本以上打ち込んでください。
設置のポイント
  1. 湿気の多い場所を選ぶ
  2. アース棒は鋼製もしくはステンレス製
  3. 埋め込み深さ1.5m以上が最適
電気柵システムの成否は、アースの効き具合にかかっています。

設置方法の要点

電牧器を接続する。

設置方法の要点

通電テストを実施する。(テスター使用)
施工完了後に電牧器のスイッチを入れ、デジタルボルトテスターで所定の電圧が出ていることを確認する。

設置の際の留意点

  1. 張りロープとネットのステンレス鋼線入り部が接触していると漏電により効果が得られません。
  2. ネットの最下部に押さえ棒を通し、アンカーで押さえ棒をしっかり固定して、サルに持ち上げられないようにする。(くぐり抜け防止)
  3. ネットのバタつき防止とアースを兼ねて、支柱とネットのステンレス鋼線入り部を通電ワイヤー(針金等)で数か所つないで下さい。

野生鳥獣害メニュー