【剝落防止ネット編】剥落防止ネットとは?
高架橋や歩道橋、高速道路などの老朽化に伴い剥落する可能性のあるコンクリート片やその他パーツの落下を防ぐネットです。
コンクリートは建設材料の中で耐久性が高く、比較的寿命も長いものになります。
しかし、そんなコンクリートでも寿命があり、経年劣化でひび割れが発生し、
コンクリート本体から表面部分がはがれ落ちる結果になる場合があります。
この状態を「剥離」「剥落」と呼びます。
この剥落が起こった際に、コンクリートの落下地点に人がいた場合、作業機械や自動車などがあった場合に
重大な損失が発生する可能性があります。
また剥落は一度に1個のみが落下するわけではなく、場合によっては10数個が同時に落下し、
それぞれが軽量であったとしても、はがれた地点から高さがあれば、加速を伴い、人を含む対象に
重大なダメージを与えるものです。
剥落防止ネットはコンクリート片等の落下を、その網目の大きさと、重量を受け止める強度、柔軟性で防ぎます。
定期的なメンテナンスを行い、経年劣化のサインを見つけた場合は、剥落防止ネットで適切な予防を行う事をおすすめします。
















